2012年8月21日火曜日

U24EにWindows8を入れてみた

ASUS U24EにWindows8 Proを入れてみたメモ。
合わせてSSDへの換装を行っています。

1.バックアップをとる

まぁ、好きな様にとればよろしいかと。今回はディスク差し替えてオリジナルディスクを残すので本当に重要と思われるデータのみバックアップをとっています。

 

2.インストールディスクを作る

このノートPCは光学ドライブがついていないのでUSBメモリ(今回使用したのは4GB)にWindows8のインストールイメージを焼きます。焼くのはMS純正の「Windows 7 USB/DVD ダウンロード ツール」をMSのサイトから落としてきてインストール。ツールを立ち上げてイメージデータとドライブを指定するだけ。

 

3.SSDに換装する

本体の電池を外し、裏側のネジを一本とったらパキパキっと蓋を開けるとHDDとメモリ等が見える状態になるのでネジを3本外してHDDのマウンタを引っこ抜く。そして四隅のネジを外して換装します。この際接着されたスポンジが切れるけどまぁキニシナイ。あとは元に戻して終了。

 

4.USBメモリで起動

USBメモリを差してACアダプタつないだら電源ON。Modern UI(旧Metro)なアイコンが出たら正常にUSBから起動出来ている証拠。あとは画面に従ってインストールしましょう。

 

5.USBメモリを抜く

一回PCが再起動した際にUSBメモリをさっと抜きます。そうしないとインストーラが再度立ち上がると思います。まぁインストーラが立ち上がったとこで抜いてリセットしてもOK。あとは本体側から立ち上がってセットアップ終了。

 

6.不足したドライバを入れる

デバイスマネージャを確認したらBluetoothとメモリカードリーダのドライバが?マークになっていました。というわけで不足分を自分で入れます。

  • Bluetooth
こちらはデバイスマネージャで?になっているものを右クリックして「ドライバーソフトウェアの更新」を選択すると勝手にネットからドライバを入れてくれます。
  • カードリーダ
ASUSのU24Eのドライバのサイトからダウンロード
  • タッチパッドドライバ
タッチパッドそのものは動くのですがジェスチャー系を動かすためにおそらく必要という事でカードリーダと同じところからインストール。

とりあえずこれで全部見た目動いているように見えるのでOK。不足分がありそうだったら追記します。

7.ユーティリティを入れる

これは好みが分かれると思うので参考までに。現状ガジェット系とか動かないものもあったのでWin8に正式対応するまで様子見たほうが良いかも?


  • ASUS Splendid Video Enhancement Technology
モニタの色温度を設定するユーティリティ(まぁ色にこだわらなければいらない)
  • ASUS PowerWiz
バッテリ状態を表示するガジェット
  • ASUS USB Charger Plus
PCの電源を切った状態でUSB給電の設定をするユーティリティ
  • ATKACPI driver and hotkey-related utilities
ホットキー(Fnキー)を有効にするドライバ、ユーティリティ

2012年8月8日水曜日

python-ldapをWindows環境に入れる

メールサーバのアカウント管理をLDAPでやっているけど管理ツール無しでLDAPクライアントからいじるのが苦痛になってきたのでpythonで簡単な管理プログラムを作ってみることに。

ある程度の骨組みは出来たのでLDAPとのコミュニケーション部分に着手しようと開発環境にpython-ldapを入れようとしたらこんなエラーが。

ActivePython 2.7.2.5 (ActiveState Software Inc.) based on
Python 2.7.2 (default, Jun 24 2011, 12:22:14) [MSC v.1500 64 bit (AMD64)] on win32
Type "help", "copyright", "credits" or "license" for more information.
>>> import ldap
Traceback (most recent call last):
  File "<stdin>", line 1, in <module>
  File "C:\app\Python27\lib\site-packages\ldap\__init__.py", line 22, in <module>
    from ldap._ldap import *
ImportError: DLL load failed: %1 は有効な Win32 アプリケーションではありません。
dllの問題らしいという事まではすぐわかったんだけど、その先がさっぱりわからなかったんだけどふと64bit版のpythonを使っていることが問題ではないかという事に気付く。

python-ldapをオフィシャルな配布元にはWindowsの64bit版が無い気がするので下記の場所からamd64版を入手して問題なくインストールが完了。感謝。

http://www.lfd.uci.edu/~gohlke/pythonlibs/

Codecとかでもそうだったけど64bitと32bitの問題はしばらくはまりそうだねぇ。

2012年8月7日火曜日

Greylistingの落とし穴

メインサーバ(廃棄予定)+構築中のサーバ(次期主力。SPAM対策だけ未構築)の構成で動作確認をするのも兼ねてMXを両方登録。この状態でしばらく忙しくて放置プレイしていたのですが、一息ついたので設定を再開。最後に残っていたGreylistingのサーバの選定、設定してMXの優先度の切り替えを実施。Thunderbird君に新しいサーバの設定を作ってつなぐと・・・。

・・・一気に数千通のメールが。

いや、今DNS切り替えたばかりだしそんな馬鹿な・・・。もしかしてメインサーバが瞬断していてセカンダリになっていた構築中のサーバにデータが流れていた?(アカウント情報は全て移行済みだったのでメールが来たら受けられてしまう状況)

よくよく見てみると割とコンスタントにメールが届いている様子。一日だけとか集中しているのであれば上の状況かもしれないがオカシイ。

・・・もしかしてGreylistingのせい!?

Greylistingでお預けを食らった際にサーバがダウンしていると判断してMXの二番目にいっちゃっているのが原因な気がしてきた・・・。これって単純に二台構成の二重化してると常にそういう状況が起きてしまいそうな予感。ちょっと勉強不足で正しい挙動がどうなのかはわからないけど、実際にそういう動きをする人たちがいるのであればマズイ。これは・・・どうしたらいいんでしょ!?

もちろん二番目にもGreylistingの設定をしていればそっちでもお預け食らうわけですがそのままバックアップサーバ側に配信されてしまっても困るわけで二重化の仕方をもう少し考えないといけない気がしてきた。

個人的な理想のバックアップサーバはメインサーバがダウン中に受信だけして、メインが復帰後受信したものをメインに送りつけてくれるという動きをしてくれるとクライアントは一か所のPOP/IMAPの設定で良いし幸せだと思うんだけど、メインサーバがぶっ壊れた時に主力として動ける必要もあるわけで・・・世の中のメールサーバはどういう風に二重化しているんだろうか。